令和4年11月23日(水)にオンラインにて「こども財団研修会」を開催いたしました。
こども財団が運営する保育園6園、小規模施設5施設、子育て支援拠点2施設の職員が参加し、天白区のリーゴ植田保育園よりオンライン中継にて行われました。
当日は、名古屋短期大学保育科の山下直樹先生をお招きし、「配慮を必要とする子どもを理解し支援するために」というテーマでお話しをして頂きました。
前半は、発達を促すわらべうた「でんでらりゅうば」を全員で習い、配慮を必要とする子どもの「見る・聞く」「話す」「伝える」を事例のスケッチを用い対処法を学びました。
「見る・聞く」「話す」「伝える」についての基礎や、事例の子どもたちがどうして困難に感じるのかを映像やワークを通して解説していただきました。
後半は問題行動のとらえ方について学びました。
「僕は悪くない」と言う子の事例をもとに、その子の背景にはどのような事柄があるのか、どうしてそのような行動をとるのかを考え、検討し、どのような支援の仕方があるのかを学びました。
職員一同、真摯に講義に聞き入り、問題行動を起こす子に対し、具体的な関わり方や、子どもの思いの受け止め方等、より良い支援の方法を学ぶことができました。