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こども財団の管理職員研修を開催いたしました。

2017年10月28日

10月14日(土)、千種区の吹上ホールにてこども財団の管理職員研修を開催いたしました。

当財団代表理事の宮嶋貴美子による「子どもの権利の話」では、子どもには一人一人それぞれに権利があるということ、また全ての子どもに同じ環境で同じことをすることが平等なのではなく、生まれた時から子どもがそれぞれに持つ個々の能力を大切にし、発揮することが出来る環境を用意することが平等なのであると学びました。

そしてキャリアコンサルティング技能士 中村英泰氏をお招きし、「職員のモチベーションをあげプロ集団として育成する方法を知り考える」というテーマでお話しして頂きました。

開始直後ランダムに振り分けられたチームごとに、スパゲティ乾麺・マシュマロ・紐・テープを使い、時間内に組み立てて高さを競う『マシュマロタワー』を製作。成功するチームとそうでないチームとの違いを検証しました。

ほぼ初対面同士が集まったチームでの製作の後、自己紹介やのニックネームの交換、タワー製作における反省点や改善点を話し合い、お互いの存在を理解し合えたタイミングで再び『マシュマロタワー』を製作すると、全てのチームがタワーを成功させることができました。

チームの成功に必要なのはリーダーの存在やチーム編成ではなく、心理的安全性が保障される環境にあることを学びました。

管理者の役割として必要なことの一つ、子どもにとっても職員にとっても安心できる環境づくりがいかに大切かを再認識し、見直すことのできる良い機会となりました。